学校で

受験写真を金曜日に撮ったんですが。これがひどくてひどくて。いや、自分の顔が酷いのは前からわかっているんで問題ないんですが、顔じゃなくて、撮るときの過程というかなんというか、アレがアレだったもんで(ノ∀`)


金曜日、5時限目。受験写真を撮るために写真を撮る車の前に並ぶ。自分はたしか3、4番目くらい。
前の人は1〜2枚撮って早々と終わらせ、すぐに自分の番が来る。
車の中に入り、椅子に座る。
カメラさん「はいじゃぁまずブレザーの下のボタン外してぇ〜」「肩の力抜いてレンズをしっかり見てぇ〜」
慣れた口調で、かなりテンポがよい。さすが。
「顔もうちょっと右に傾けてぇ〜」「右肩ちょっと下げてぇ〜」「体もうちょっと左に向けてぇ、っとそれはやりすぎ〜」
ちょっと注文が多い。でもまぁ受験写真なんだからしかたない。正直、顔の角度なんか1°くらいしか違っていない気もするが、その辺はプロに任せることにする。
「はぃ〜じゃぁレンズ見てぇ〜、3・2・1ハイッ」
撮られた写真がパソコンの画面に出る。やはり顔が酷い。カメラさんはう〜んとうなって撮り直すと言ってくる。
っというわけでもう一度あの注文の嵐をあびることに。
「○○してぇ〜、□□してぇ〜、もっとカメラ見てぇ〜、3・2・1ハイッ」
再びパソコンに画像が出る。やはり顔は酷い。で、カメラさんは何が気に入らないのか、さらに撮り直すとのこと。
「○○してぇ〜、□□して、△△して、××して……」
明らかに先程より注文が多い。そろそろいらついてくる。ちなみに、この時点で他の人の倍の時間は経っている。
「カメラにらむつもりで見てよぉ(ため息混じり)」
いやいや、3枚ともめっちゃガンガンにらんでるんですけど!にらみすぎてもう目が痛いっつーの!
自分「いや、もうめっちゃにらんでるんですけど(キレ気味)」
たまりかねてそういったらカメラさんになんかマジカヨみたいな顔をされる。いや、もうこっちがマジカヨって感じだってば!しかもしまいには「ちょっと自分の受験の写真だよ?そんなんじゃ落ちちゃうよ?」とか言われるしまつ。これ以上できないってほど真剣な顔をここまで否定されたのは初めてです。本当に素晴らしい経験です(ノ∀`)
「(諦めた雰囲気を醸し出して)………えーはいじゃぁ3・2・1はい」
パソコンに画像が出る。前の2枚と何ら変わりはない。自分としては納得のいく写真である。そしてカメラさん、おもわずつぶやく「う〜ん、なーんか光がねぇんだなぁ…」「眼が眠たそうなんだよなぁ……」
んんっ!?あんだけにらんだのに眼が眠たそうで光がないだとッ…。ってかここに来て真剣にこっちの顔を否定ですか?
外で並ばせてたりするアシスタントの人も、さすがに長すぎると思ったのか、ここで車の中をのぞきに来る。パソコンに写っている顔を見て一言。「う〜ん・・・・・」
二人してこっちの顔否定かいっ!


……なんというか学校でこういうのってあっていいんですかね?


注文多くていらつかされるわ顔を否定されるわで、かなーり悲しい週末を過ごしたでめりっとでしたー。
ではっ。